とんでもなく目立ち過ぎる改造の一つ、カート用タイヤの装着についてです。
各人それぞれ色々な方法がありますが、一番簡単な方法はこれだとおもいます。
ご注意:この方法が使えるのは、ベアリング内蔵のフロントタイヤ(ホイール)でベアリングの内径が2個とも17mmの物です。また、フロント用ハブもベアリングの内径が2個とも17mmの物でしたら同じように使えます。
画像のカラーは長さ55mmですが、それぞれのタイヤやハブで軸幅が色々なのでその寸法に合わせます。

ラジオフライヤーワゴンのシャフトに挿して使います。長さは55mm。
画像のシャフトは通常ラジオフライヤーワゴン、#18、#22、#24、#89、#93B等
このシャフトではカラー長さが60mm位になると少し不安です。

上記ワゴンより長いラジオフライヤーATW系(エアータイヤ)ワゴンのフロントシャフトです。
同じカラーを挿していますが余裕ありすぎです。
カラーの両側に一回り大きいワッシャーを置くことによりタイヤやフロントハブの左右へのガタを止める事ができます。
寸法的には
外径17mm、ほんの少しマイナス。
内径12.8~13mm、数年前の物等、シャフトの切り口が変形して末端が大きくなっている時があります。
長さは、タイヤやフロントハブの軸幅位(左右のガタを気にしない時)ですが、長め推奨です。
そこで、先程のカラーを間に入れると
一応と書いたのは、タイヤの中心はバッチリでましたが、この状態でのハブキャップによる固定では左右方向に数ミリのガタが出てしまいます。ホイールの一部がシャフトフレームと接触し時々、擦り音が出てきます。
どうせなら、シックリと固定してガタじゃなく『遊び』位の感触にしたいですね。
この辺の事及び寸法的な事は次回に書きます。なお、
カート用タイヤやフロントハブ及びリアハブ等についてはそれぞれお調べ願います。
ハブを使ってホイールを取り付ける方は特に規格が2種類あるようなので注意が必要です。
今回のカラーによる取り付けは以下の組み合わせが可能です。が
通常ラジオフライヤーワゴン、#18、#22、#24、#89、#93B等の機種はタイヤ軸幅、ハブ軸幅によっては長さが足りず取り付ける事ができません。 この辺も次回書きます。
どのような取り付け方を前提に76mmの寸法が出たのが分からないのでこちらからは何とも言えません。
例えば、当工房のリヤ用KTアダプターですと、トレッドを小さくしたい場合は50mm、大きくしたい場合は120mm等のリヤハブを使う様になります。
厳密に言えば小さい寸法ほどシャフトに掛かる負荷は少ないですが、ご自分の希望するタイヤの出っ張り加減を優先してハブの長さを決めればいいとおもいます。